こんちには。(株)MEETSの古矢です。
皆さんは食事をする時、何か意識をしながら食事を取るようにしていますか？
今回は食事をするタイミングとダイエットとの関連性に関して書いていきたいと思います。
☆１日３食摂るようになった理由
昔は１日２食が一般的だったそうですが、江戸時代後半頃から明かりの普及や娯楽の広がりにより１日の活動時間が延びた為に３食摂る習慣がついたようです。
その後、明治期以降からは時計に合わせて生活をするリズムがついた為、１日３食が定着したそうです。
☆３食それぞれの必要性
子供の頃から教えられてきたこと。それは「１日３食きちんと食べましょう」ですね。
ではそれぞれの食事にはどんな意味があるのか、必要性を見ていきましょう。
◎朝食・・・これから一日活動をする上で大事なエネルギー補給の食事といえます。食事をすることで体が温まり基礎代謝を上げる効果がある、体を目覚めさせる為の朝食です。
◎昼食・・・午前中の活動が終了し、午後に活動する為のエネルギーを補給するための食事といえます。
◎夕食・・・一日の活動で使ったエネルギーの不足分を、今度は睡眠中に作られる筋肉や骨の材料補給のためにする食事といえます。
どの食事にも摂取する理由があり、体作りには必要なんですね。
☆１日３食は必要ない？
上記のように３食それぞれの必要性は理解できましたが、では本当に皆が皆３食を摂る必要はあるのでしょうか？
子供は体を大きくする為の成長過程で栄養が必要なので、１日きちんと３食を摂ることが必須とされています。
子供の活動量は大人に比べて非常に高く、遊びにしても勉強にしても常に何かしら動いている時間が長いのです。その分、体作りに必要な栄養素をたくさん摂取することが望ましいですね。
では、バッチリ成長した大人が同じように１日３食を摂る必要はあるのでしょうか？
食事の内容や量にもよりますが、現代人はおそらく大半の人が日頃食べ過ぎていると思うので、必ずしも３食摂る必要はないのではないかと思います。
とはいっても全員に当てはまる訳ではないので、自分の日常生活のバランスを考えてみてください。
・起きている時間が長くない人
・デスクワークが多い人
・あまり動く生活をしていない人
このような人たちが、力仕事や立ち仕事の人たちと同じ量で同じ回数食べていたら、おそらく太る確率が上がるのではないかと思います。
運動量と食事量のバランスが取れていないからです。
ですので、自分の普段の運動量を考えて、それに見合った必要な量と回数で補っていけばよいのです。
☆適切な食事のタイミングとは？
そもそも時計に合わせて生活をするようになったことで１日３食を摂る生活になったのですが、本来合わせるべき所は「時計」にではなく「体」にではないかと思います。
日々の体調によっても食事の必要量なども変わってくると思いますが、「朝だから朝食を」「お昼になったからランチを」という食事の摂り方ではなく、『お腹が空いたから食べよう』というのが基本ではないかと思います。
「お腹が空く」というのは「体がエネルギーを欲している」ということです。
しかしここで気をつけなければならないのは、本当に欲しているのはあなたの「体」ですか？とうい事です。
現代人は多くのストレスと共に生活をしているので、食べ物を食べることで欲求を満たし、ストレス解消に繋げるという流れも少なくありません。
つまり「心」が欲している要求に対して、「体」が欲している要求と同等、またはそれ以上の食事で応えてしまうと、食べ過ぎに繋がるということです。
「食べたいな？！」と思ったらまず一呼吸おいて、本当に欲している部分はどこなのか、自分の心と体に問いかけてみてはいかがでしょうか。
無駄食い防止にも繋がりますのでお勧めです！
また適度な運動をすることによって一時的にですが食欲が低下するので、必要な分の食事を軽く済ませてから運動を行うことで、体を動かしたことによるリフレッシュ効果で心が満たされ、
筋力がほぐれたり血液循環が良くなったことで体も満たされる一石二鳥の効果が期待できます。
☆食事のタイミングを客観的に見直す
食べるタイミングについて上記でお話しましたが、とはいえ日々の忙しい生活の中で、いちいち体と心に問いかけている時間などない！という方もいらっしゃると思います。
そういう場合にはその時々で食事を決めるよりも、余裕のある時に自分の生活リズムを見直して、「○曜日は食事を何回、何時に、どれだけの量を食べるようにしよう」など決めておくのもいいかも知れませんね。
あとは初めにお話ししましたが、活動量に対して必要な量が摂れていればいいわけですから、寝る前の食事はなるべく控えてみたり、家でゆっくりする時間が長い日は、いつもほどは食べないようにすることも必要ですね。
量で満足するのではなく、質を高め、体にとって適当なタイミングで摂る事が大切です。
自分の食事に関して、客観的な目でみて、本当に必要なタイミングで必要な量を摂れているか、是非一度見直してみてください。
ここまで食事のタイミングに関してお話してきましたがいかがでしたでしょうか？
持論の様な部分もありますが、これは実際に自分でも経験したことなので、皆さん全員に当てはまるかどうか分かりませんが、是非一度試してみて頂きたい方法です。
適切な食事で、健康な体と豊かな生活ができたら素晴らしいですね。
また次回、ダイエット関連のお話をご紹介していきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
