こんにちは。(株)MEETSの古矢です。
皆さんは普段から健康面で意識をしていることはありますか?
「食事」だったり「運動」だったりと、日常的に無理なく出来ることを行っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
食事や運動ももちろん大事なのですが、最も重要と言えるのは実は
「呼吸」
なのです!
呼吸は、人間が生きている間は必要不可欠なものであり、意識をしなくとも自然と行っている行為ですね。
この呼吸について、少し詳しく見ていきたいと思います。
☆「呼吸」の働き
普段から無意識のうちに行っている「呼吸」ですが、この呼吸とは一体どんな働きをしているのでしょうか?
「呼吸」とは、息を吸い込む動作と、吐き出す動作を交互に繰り返すことです。
息を吐くことで体の中で不要になった
「二酸化炭素」
を体外に排出し、息を吸うことで必要な
「酸素」
を取り入れるということを行っています。肺の換気のようなものですね。
細かく分けると、
「細胞呼吸」
と
「外呼吸」
の二種類に分けられ、
「細胞呼吸」
は
「血液と細胞とのガス交換」
、
「外呼吸」
は
「空気と血液とのガス交換」
という感じになります。
体内に取り入れられた酸素は血液や細胞に取り入れられ、不必要となった二酸化炭素となって体外に排出されるのです。
この呼吸による働きがあるからこそ、常に血液や細胞がキレイになり、健康な体が保たれているのです。人間の体とは本当に良くできたものです。
☆運動する際の呼吸に対する意識の仕方
「運動」とはただ体を動かしていれば良いものではありません。もちろん動かすことが大前提ではありますが、その際に呼吸に気を付けることでその効果には断然差が出ます。
筋トレなどの
「無酸素運動」
では、息を止めながら筋肉への負荷を強めたりするので、それほど呼吸に意識をすることはありませんが、
ジョギングや縄跳び、エアロビクスやヨガのような
「有酸素運動」
には、呼吸の仕方にポイントがあります。
ジョギングなどでは、つい息が上がってしまい「はぁ、はぁ・・・」と体のしたいがままに呼吸をしてしまっていることがあります。
しかしそれでは、ただただ息が上がってどんどん疲れてしまい長距離を走るのは難しい場合が多いです。
よく言われているやり方ですと「鼻から息を吸って、口から息を吐く」などがあります。それもリズムをつけながら「(鼻)スゥ、スゥ」「(口)はぁ、はぁ」を繰り返し、呼吸と走りとのリズムがあることで
疲れやすさを軽減し、効率よく走ることが出来るそうです。
ヨガなどゆっくりと体を動かす運動に関しては、動きと同様にゆっくりと深く呼吸をすることでヨガ本来の効果が期待でき、また心身のリラックス効果も得られます。
体の動きと呼吸は密接な関係があるのですね。
☆無理なくできる有酸素運動「歌う、ボイスエクササイズ」
これまでも何度か紹介して参りましたが、歌を歌いながら誰にでも簡単にエクササイズが出来てしまう
「歌う、ボイスエクササイズ」
をご紹介したいと思います。
自宅で出来る有酸素運動「歌う、ボイスエクササイズ」の効果自宅で出来る有酸素運動「歌う、自宅で出来る有酸素運動「歌う、ボイスエクササイズ」の効果とは?!
まず知って頂きたいのが
「Eスポット」
と呼ばれる場所で、腹横筋の一部を分かりやすいように名付けた
「Exercise Spot(エクササイズ・スポット)」
です。
Eスポットを意識しながら歌う
「Eスポット歌唱法」
を行うことで、内臓の働きを促し、血圧や血糖値を整え、ぽっこりお腹の解消にも効果が期待できます。
「Eスポット」は、身体の前にある腰骨の一番出っ張った所から身体の中央斜め45度下に指をスライドさせた所にあります。
わざと咳きこんでみたり、大声で笑ったりした時に、硬くなる部分がインナーマッスル
「Eスポット」
です。
Eスポットを意識しながら声を出すことによって、体幹が鍛えられ、歌っているだけなのに運動が出来てしまうという、とても優れたエクササイズです。
その際にもやはり息の吸い方や吐き方など細かな点に意識を置くと更なる効果が期待できます。
日本ボイスエクササイズ協会のHPや、インターネットで
「歌う、ボイスエクササイズ」
とご検索いただきますと、動画などがご覧いただけますので、是非参考にしてみてください。
☆まとめ
今回は、簡単にできるエクササイズとして「歌う、ボイスエクササイズ」をご紹介しましたが、どの運動を行う場合でも、また日常生活を送る上でも
「呼吸」
を意識して生活をすることで、
自然な有酸素運動を身につけることが出来ます。
生きている間は誰しも行っている「呼吸」ですから、同じ呼吸であれば一つ上を目指したいものですよね。
現在はコロナウイルスの関係もあり、マスクが手放せない生活になっています。
息苦しい状態での運動は体に負荷がかかり、普通の方が無理をして運動をすると倒れてしまったりと危険を伴う場合もありますので、十分に気を付けながら行うようにしてくださいね。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。