皆さん、こんにちは。代表のENIWAです。
前回は、
リモートによるオンラインレッスン希望が増えているボイストレーニングの将来性
をテーマに、
なぜ希望者が増えているのか、オンラインレッスンのメリット、これからのボイストレーニングのあり方
などについて、ご紹介いたしました。
前回のブログ
コロナ問題に加え、連日の猛暑ということもあり外出しない人が増えていき、授業やレッスンと名の付くものがどんどんリモートによるオンラインレッスンへと切り替わっていく中で、
初め抵抗があったかも知れないオンライン授業やオンラインレッスンにもメリットがあることが周知され始めたこと、そのメリットとはどんなものか、
またオンラインボイストレーニングの将来性について、今後需要が増えていき、また健康維持のために歌う、という目的の違うあり方についても視野に入れ、対応できるよう準備が必要である、
ということがお分かりいただけたかと思います。
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今回は、
歌う仕事がしたい オンラインでボーカル講師をするやり方の基本
をテーマに、歌う仕事にはどんなものがあるか、
オンラインでボーカル講師をやるためにはどうしたらいいか、
などについてお話していきたいと思います。
歌う仕事、いろいろな職種
一口に歌う仕事と言っても、その職種はいろいろなものがあります。
例えば、
ミュージシャン、歌手
一番はじめに思いつくのは、これですよね。
メジャーのレコード会社からCDデビューをすれば印税として、収入が入ります。また歩合制、月額固定、と契約内容は様々ですが、所属しているレコード会社や音楽事務所から、ライブやテレビ、ラジオ、雑誌などへのメディア出演など、その活動レベルによって報酬をもらうことができます。
また、そこまで有名にならなくても、ライブレストランやライブバー、などから依頼されて、1ステージ歌っていくら、のような形でお店から報酬をもらうフリーランスとして歌う仕事をしている人もいます。
仮歌、カラオケのガイドボーカル
借り歌というものは、作曲家作詞家などがコンペを制作したり、ミュージシャンや歌手に楽曲提供する際に、こんな歌ですよ、というのがわかるように、仮に歌をレコーディングしてデモ音源を作ります。
作曲家作詞家が仮歌をする場合もありますが、やはりある程度の歌唱力が必要となり、作曲家作詞家が歌唱力があるとは限らず、また女性曲の仮歌を男性がするのは、無理があるため、そしてその逆のパターンも含め、ある一定の需要があるのが、仮歌の仕事です。
カラオケボックスに行き、カラオケを流すと機能として、ガイドボーカルを流しながら歌えたりします。
曲がうる覚えであったり、メロディーを確認したりする際に使うと便利ですが、それをレコーディングするお仕事もあります。
ある程度ですが、元曲を歌っているミュージシャンや歌手に似せて歌う技術が必要になる場合もあります。
バックコーラス
ミュージシャンや歌手が、ライブ・コンサートを行う際に、サポートとしてコーラスを行う仕事です。CD制作の段階でコーラスとしてレコーディンする場合もありますが、多くはミュージシャンや歌手自身がコーラスをレコーディングすることが多いため、
そのCD音源を、ライブやコンサートで再現するためにバックコーラスのお仕事があります。
ボーカル講師、ボイストレーナー
こちらは、歌う仕事の中でも指導する側として、自分が歌うというよりかは、生徒さんに歌ってもらい、直してあげたい箇所を部分的にお手本として生徒さんに歌って聞かせる、という形になります。
歌う仕事の中では、歌っている時間は短いかも知れませんが、他の仕事とは違ってコンスタントに
仕事を得ることができ、収入的にも安定しやすい職種と言えるでしょう。
しかし一口に「歌う仕事」と言っても、やはりある程度の歌唱力が当然必要となってきます。
日本ボイスエクササイズ協会では、歌う仕事をするための方を対象にした、プロフェッショナルを育成するボイストレーニングも行っております。
そちらのレッスンに関しましては、下記よりお問い合わせください
オンラインでボーカル講師をするやり方の基本
まずはオンラインに必要な機材を揃えましょう。
パソコン(カメラ、マイク付き)やタブレット
スマートフォンだと画面が小さいため、相手の細かい身体の使い方をしっかりと把握しづらいかも知れません。
オンラインでやりとりをするためのツール
LINEやグーグルデュオ、Zoomなどのアプリのダウンロード。
こちらからの一方的な配信であればYouTubeも可能ですが、相手の顔や声がわからないため、やはりお互いの意思疎通ができるツールがオススメです。
基本の進め方
これはオンラインに限らず、実施の対面式レッスンでも同じことが言えますが、
まずは
コミュニケーションから始めましょう。
生徒さんの好きな音楽、どんな悩みやどんなところを伸ばしたいか、などいろいろ話を聞くことでレッスンの方向性がきまっていきます。
そして、
腹式呼吸と口の開け方
ボイストレーニングの基本は、まずこの2つのトレーニングから始めていくのがオススメです。
基本ができていないと、その先にある応用的なミックスボイスやベルティングボイス、裏声などなどが上手く習得しづらくなってしまいます。
ただ慣れるまでは、基本を教えることもしっかりとした手順を追わなければ上手く教えることは難しく、またオンラインでとなると、生徒さんが正しく習得できているかのチェックは、更にハードルが高くなると言えます。
日本ボイスエクササイズ協会では、ボイストレーナーのための、教え方を学ぶレッスンも行っております。
ボイストレーニングの教え方を学びたい方、ボイストレーナーとしてスキルアップしたい方は、下記よりお問い合わせください。
まとめ
今回は、
歌う仕事がしたい オンラインでボーカル講師をするやり方の基本
をテーマに、
歌う仕事にはどんな職種があるか、オンラインでボーカル講師を始めるにあたり、基本的な準備や進め方
などについて、ご紹介いたしました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。