皆さん、こんにちは。代表のENIWAです。
前回は、
コロナ渦を乗り切る ボイストレーナーの働き方
をテーマに、
乗り切るためにはどんなことが大切か、ボイストレーナーやボーカル講師はどのような働き方が必要となるか。
についてご紹介いたしました。
前回のブログ
コロナ渦を乗り切るための心の持ち方や、執着を捨て視野を広げたり発想の転換を行う思考が大切であること、
ボイストレーナーとして、コロナによって生徒さんやレッスン参加者が歌うことを不安に思ってしまっていることへの対策として、安心させてあげられるような知識や情報の収集をした上で、
これからの時代に対応した、複数箇所での仕事、個人でできる仕事、オンラインでの仕事、などを行っていくことが必要となる、
などのことがお分かりいただけたかと思います。
今回は、
エンターテイメントは不要不急じゃない コロナ渦でも止めてはいけないエンターテイメント
をテーマに、
コロナ渦において、エンターテイメントの必要性やこれからのエンターテイメントのあり方についてご紹介していきたいと思います。
エンターテイメントは不要不急じゃない
コロナの問題が広がり始めた2月くらいから、エンターテインメント業界であるライブ、舞台、スポーツなどのイベントが軒並み中止・延期となっていきました。
それは、自粛要請や不要不急という言葉がエンターテイメント業界にも向けられたからです。
日本最大のチケット販売サイト、チケットぴあ調べでは、入場料が必要なライブ、演劇、スポーツなどのイベントで、中止・延期により売り上げがゼロもしくは減少するイベント・試合は今年2月から来年1月までの1年間で約43万2000件、損失は6900億円に及ぶと推計。年間の市場規模9000億円の77%を喪失すると発表しています。
参考:6900億円の内訳
・音楽系: 約3,300億円
・演劇・ステージ系: 約1,600億円
・スポーツ系: 約1,300億円
・イベント系その他: 約700億円
その中で、文化・芸術・スポーツなどのエンターテイメントは、本当に不要不急でしょうか。
欧州などでは、文化・芸術・スポーツなどは、教育・福祉、医療などと同様「みんなのためのもの」であり公共のものである、という考え方が根付いています。
ドイツの文化相は3月、「アーティストは生きる上で不可欠だ」と表明し、文化芸術分野を含む自営業者らに事業費約100万円の即時支援を約束し、安心感を与え、
フランスも収入が減少した個人事業者らに月に約18万円を支給。演劇や映画関係で働くフリーランスに失業手当を支給する平時からの制度の要件も緩和し、受給期間が来夏まで延長されたそうです。
下記の記事より
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/617245/
このように日本でもコロナ渦において、復興のためにも、エンターテイメント業界が元気を取り戻していってほしいと切に思います。
コロナ渦でも止めてはいけないエンターテイメント
ライブや舞台、スポーツ観戦などのイベントは観客の間でどうしても密が起きてしまうため、対策を取りながら、モデルチェンジも行っていく必要があります。
動画・ライブ配信
あらかじめ撮影しておいたものや、リアルタイム、どちらにしてもオンライン上での配信という形でのエンターテイメント
仮想空間
若い世帯の間では、マインクラフトというゲーム上で自作卒業式をしたり、フォートナイトというオンラインゲーム上でライブを行ったりと、ゲーム内仮想空間での活動をしていたりします。家に居る分、ゲームの価値はさらに高まっており、Nintendo Switchは世界中で品薄、任天堂の株価は急騰を続けているそうです。
まとめ
今回は、
エンターテイメントは不要不急じゃない コロナ渦でも止めてはいけないエンターテイメント
をテーマに
コロナ渦においてのエンターテイメントの現状、世界的大不況からの復興の願いを込めたエンターテイメント業界への思い、これからのエンターテイメントのあり方
などについてお話いたしました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。