皆さん、こんにちは。代表のENIWAです。

前回は、

エンターテイメントは不要不急じゃない コロナ渦でも止めてはいけないエンターテイメント

をテーマに

コロナ渦においてのエンターテイメントの現状、世界的大不況からの復興の願いを込めたエンターテイメント業界への思い、これからのエンターテイメントのあり方

などについてお話いたしました。

前回のブログ

エンターテイメントは不要不急じゃない コロナ渦でも止めてはいけないエンターテイメント

自粛要請や不要不急という言葉が、エンターテイメント業界であるライブ、舞台、スポーツなどのイベントに向けられた結果、

今年2月から来年1月までに影響を与える経済的損失の大きさや、

それに対し欧州に根付いている考え方や国の支援、

そして復興の願いを込めたエンターテイメント業界への思いや、これからのエンターテインメントのあり方

などについてお分かりいただけたかと思います。

今回から、

ボイストレーナーになるには。ボイストレーナーになる為の基礎講座

をテーマに、ボイストレーナーになるための活動や、ボイストレーナーとしてどのようにレッスンを進めていけばよいか基礎的なことを、何回かにわけてシリーズとしてご紹介していきたいと思います。

ボイストレーナーになるには。

ボイストレーナーになるためには、特に資格などは必要ありません。自分がボイストレーナーだと名乗れば、なることができます。

しかしボイストレーナーと名乗っても、生徒がいなかったり仕事として収入を得られなければ、意味がありません。

ボイストレーナー 求人で検索を行うと、 Yahoo!しごと検索や大手求人サイトIndeedなどで、募集情報を見ることができますが、

実際の指導経験が必要な場合がほとんどであったり、難易度や競争率の高い採用試験を受けることになります。

したがって、発声や歌唱の知識、技術、たしかな指導力を身につけるため、
まずは自らボイストレーニングを受けてみると良いと思います。自らボイストレーニングを学ぶ過程で、段階を踏んで仕事に結びつくことが多いと思います。

わたしもかつて通っていたボーカルスクールでボイストレーニングを受けていて、師事していた先生からお声をかけていただき、ボイストレーナーの仕事を始めるようになりました。

当協会でもマンツーマンのボイストレーニングを受けることができますし、またボイストレーナーになるための研修制度もございます。

詳細はこちらからお問い合わせください。

お問い合わせ

また一応、一般社団法人の認定するボイストレーナーの民間資格もあるようですが、それが無くても全く問題なくボイストレーナーの仕事をすることは可能です。
現に、わたし自身そういった資格を持っていないからです。

ボイストレーナーになるための基礎講座PART.1

ボイストレーナーとして、とても大事なことは生徒さんから信頼されるようになることだと思っています。

それは、単に知識や歌唱力・音楽力があるだけでなく、指導方法に加え、人間性や見出しなみなどそういったところまで気を使うことができるか、総合的な価値として、高収入を得られる一流のボイストレーナーになっていくことができる、とわたしは思っています。

初回のレッスンの流れ

第一印象が非常に重要になる初回レッスンでは、
生徒さんによっては、人見知りであったり、女性の生徒さんに対し男性の先生のレッスン、その逆のパターンであったり、同性同士であったり、それぞれにとても神経を使ったアプローチが必要です。

生徒さんが長続きするかどうかは、その初回にかかっていると言っても過言ではありません。

コミュニケーション

まずは、雑談のような雰囲気で情報収集をします。年齢や職業、住まい、趣味、好きな歌手、好きな曲などなど。聞かれたくなさそうなところは、さらっと流して、逆にたくさん話たそうなことは、どんどん話てもらい、いろいろと話していく中でお互いの共通点や共感ポイントを見つけてみてください。

人は、そういった共通する部分や共感する部分を共有できると、一歩お互いの距離感が縮まるものです。

そういった意味でコミュニケーションはとても大事で、わたしは初回だけでなくレッスン時には毎回雑談を取り入れています。

スキルチェック

雑談をしていく中で、少し緊張がほぐれてきた様子を見て取れたら、1コーラス程度何か曲を歌ってもらい、どれくらい歌えるのか、現段階でどういう身体の使い方で歌っているか、それをチェックして、良いところやこれからトレーニングで伸ばしていくべきところ、などレッスンの方向性を決めていきます。

ここで、初見でピアノ伴奏ができたり、本人が伸ばしたいと思っているところをしっかり見抜いてあげられれば、生徒さんの先生に対する信頼度は一気に上がると言っても良いでしょう。

腹式呼吸の基本を指導

生徒さんによっては積極的であったり、結構歌える人であったりした場合、ただスキルチェックで、歌を歌っただけで初回が終わってしまうと、物足りないと感じてしまうかもしれません。

そこで、レッスンを受けたという印象を持ってもらうために、腹式呼吸の基本指導を少しだけ行ってあげましょう。具体的な腹式呼吸の基本指導方法は、次回PART.2にて詳しくご紹介していきたいと思います。

今後の課題曲の選曲

スキルチェックで歌ってもらった曲でも構いませんが、なるべく本人が好きな歌手や曲を課題曲にすると良いと思います。好きな歌手や曲が課題曲であれば、自主練習にも身が入りやすいでしょうし、結果的に上達が早くなります。

あるいは、生徒さんからどういった曲がいいか聞かれる場合もありますので、スキルチェックで見えた課題のトレーニングに相応しい曲を勧められるよう、普段から最新曲や幅広いジャンル・世代の曲をリサーチしておく必要があります。

次のレッスン日のスケジューリング

初回は、なるべくレッスンレッスンにならないよう雑談で話を盛り上げたり、曲を歌う時間を増やしたり、と楽しいことにたくさん時間をかけてあげると良いと同時に、
この初回で終わりになってしまわないように、生徒さんの気持ち的な負担にならない程度に、次のレッスン日を決めてしまうのをおすすめします。

これは初回に限らず、毎回のレッスン最後に次のレッスン日程を決めることで、次につなげられるようにしましょう。

もし都合悪くなったら日程変更するので遠慮なく連絡ください、と一言添えとくと生徒さんの気持ち的な負担も減ると思います。

まとめ

今回は、

ボイストレーナーになるには。ボイストレーナーになる為の基礎講座

をテーマに、

ボイストレーナーになるまでにしたほうが良い活動や必要となる能力、そして初回レッスンの注意点や流れ

などについてご紹介いたしました。

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最後までお付き合いいただきありがとうございます。