皆さん、こんにちは。代表のENIWAです。

前回は、

2020年最新のミックスボイスとは?

をテーマに、

誰でもミックスボイスが出せるようになる最新練習方法

についてご紹介いたしました。

前回のブログ

2020年最新のミックスボイスとは?誰でもできるようになる練習方法PART.2

手順として、まずはリップトリルを習得すること、

そしてそれが出来るようになったら、地声と裏声をつなげる練習をすること、そのためのパターン練習を、リップトリルやフーなどの言葉で練習し、上手くつなげるためのポイントをしっかりと意識すること、

地声と裏声がつながるようになったら、リップトリルの位置で止めて、地声でも裏声でもない感覚を掴んでいくこと、

そうやって一つずつ手順を追っていくことで、誰でもミックスボイスが使えるようになること、

などのことがお分かりいただけたかと思います。

今回は、

滑舌を良くする

ということをテーマに、あまり演説上手とは言いづらい菅総理にもおすすめしたいボイストレーニング

についてご紹介していきたいと思います。

滑舌を良くするためのボイストレーニング

菅総理が、官房長官でいらっしゃった時に記者会見などで、記者たちの厳しい質問や追求をバッサリバッサリ切り返していたのは、さすがの采配と言えましたが、

しゃべり声やしゃべり方に関してみると、あまり良いとは言えないものでした。

そして首相となられた今、演説というお仕事が増える中で滑舌的な事に、より一層注目が集められてしまいます。

歴代のアメリカ大統領の演説を聞くと、話している内容はもとより、話し声や話し方がとても素晴らしいと、いつ見ても関心させられます。

では何がそこまで違うのか見ていきましょう。

滑舌が良いとは?

本来の意味合いとしては、話すときの発音や言葉が滑らかであり、流暢にかまずにしゃべる事が出来る様子のことです。

しかし、もっと広義的にとらえると発声面やテクニック的なものも含むと考えられます。

発声面では、

やはり声がこもったり小さかったりせず、しっかり通る声で大きく響く声が、より滑舌の良さを引き立たせてくれます。

そのために必要なトレーニングとしては、

腹式呼吸でしゃべること

これにより、たくさん息を吸えてたくさん吐き出せて、発声が良くなります。

また

口を大きく開けること

日本語はその特性上、あまり大きく口を開けなくてもしゃべれてしまいます。
その状態だと、声が口の中でこもってしまい、聞き取り辛いしゃべり方になってしまうので、
少し意識をして口を大きく開けることで、声量や響きが出て、聞き取りやすい声になっていきます。

この辺のボイストレーニングについては、下記のブログにて細かくご紹介していますので、是非ご覧いただければと思います。

ボイストレーナーになるには。ボイストレーナーになる為の基礎講座PART.1

テクニック面

日本語には、欧米の言語と違いアクセントというものがありません。そのためどうしても平坦なしゃべり方になりがちです。

そこで、日本語でも平坦にならず聞きやすくなるしゃべり方のテクニックがあります。

それは、3つのポイントに分けられます。

1.声の大小 2.音の高低 3.話す速さ

話しをしていて大事な部分や特に伝えたい部分で、声を大きく・音程を高く・ゆっくり間を開けて話す

これを意識するだけで、かなり聞きやすく聞いている側に内容が伝わりやすくなります。
アナウンサーや、テレビ番組の司会・ナレーションを担当している方は、とても上手にこれらを使いこなしています。

このように、「滑舌が良い」というのは単に流暢にかまずに話すだけではなく、

いかに聞き手に聞こえやすく、わかりやすく内容を伝えられるか、

という意味合いも含んでいると思います。

当協会では、滑舌を良く魅力的な話し方をできるようにしていくことを目的とした「ビジネスボイスエクササイズ」

というレッスンも行っております。そちらにつきましては、下記をご覧ください。

企業向けレッスン

まとめ

今回は、

菅総理にもおすすめしたい、滑舌を良くするためのボイストレーニング

をテーマに、

聞き手が、聞き取りやすくわかりやすい話し方

について、

これから演説の機会が増える菅総理にも実践してほしいトレーニングをご紹介してきました。

皆さんも、是非お試しいただければと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。