皆さん、こんにちは。代表のENIWAです。

前回は、

初めてボイストレーニングというものを独自に調べてやってみたい、という方にオススメの

初めてのボイストレーニング、腹式呼吸から始める正しいボイトレPART.1

として「息の吸い方」
についてご紹介いたしました。

前回のブログ

初めてのボイストレーニング、腹式呼吸から始める正しいボイトレPART.1

ボイストレーニングと検索すると、あまりに多くの情報が出てきてしまい、

やり方のサイトなども、ボイトレのたくさんの項目が箇条書きになっていたり、リップロールなどの専門用語がいきなり出てきたり、と

初めてボイストレーニングを独自にやりたいと思う人にとって、何から始めればいいのか、わかりづらい中で、

初めてのボイストレーニングとして、何から始めればいいか、わかりやすくそして誰でも出来るようなトレーニングとして、

「息の吸い方」がオススメであり、

腹筋の使い方や息を吸ってから声にしていく流れ、

などのことがお分かりいただけたかと思います。

初めての正しいボイストレーニングを受けてみたい方は、下記よりお問い合わせください

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今回は、

初めてのボイストレーニング、腹式呼吸から始める正しいボイトレPART.2

ということで、「息の吐き方」についてご紹介していきたいと思います。

腹式呼吸での息の吐き方、基本編

「息の吐き方」つまり、声を出す時のお腹の使い方ですが、これもボイトレのやり方のサイトを見てみると、いろんなことが書いてあり、また実際にレッスンを受けてみても、トレーナーによってまちまちで、

何が正しいのか、初めての人にはとても迷ってしまいやすい部分かと思います。

お腹に力を入れる?お腹をへこます?お腹から声を出す?

いったい何が正解なのでしょうか?

答えは、基本的に

「自然のままにまかせる」です。

息を吐き、声を出すことによって自然とお腹がへこんでいってしまうなら、それはそれで問題ありません。

お腹を無理矢理へこまそうとたりしないで、自然体で声を出しましょう。

前回のブログの「息の吸い方」がうまく出来ていれば、それほど不安定な声にはならずに発声できるはずです。

ただし、ある条件において発声したい場合、お腹に力を入れなければならない時があります。

その条件を次に見ていきましょう。

 

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腹式呼吸での息の吐き方、応用編


息を吐いて声を出す時に、「自然のままにまかせる」のは、基本的に発声しやすい音域や、曲の序盤Aメロなどで、極端にボリュームを上げる必要がない場合です。

しかし、以下の条件で発声したい場合には、「お腹が膨らみきった状態をキープ、もしくはお腹を強く張る」ということが必要になります。

高い音域を出す時

高い音を出すためには、息圧といって吐く息のスピードや力が必要になります。その際にお腹を強く張ることで、腹圧が上がり、息圧を上げやすくなります。

つまりお腹を強く張ることで、高い音域の音を出しやすくなります。

 

ボリュームをアップさせたい時

メロディーラインや歌詞の内容によって、ある部分をボリュームアップさせて歌いたい、という際にお腹を張ることで先ほどと同様に腹圧によって息圧が上がり、

大きな声を喉に負担かけずに出しやすくなります。

ロングトーンを楽にもたせたい時

長いメロディーを一息で歌う場面において、お腹がへこんでいってしまうと、どんどん息が出ていってしまい、後半息が足りなく苦しそうな声になってしまいがちです。

そこでしっかりと、お腹が膨らみきった冗談をキープすることで、安定してロングトーンを発声することができます。

番外編、お腹をへこます場合

あまりお腹を無理矢理へこましながら発声することはオススメしていません。
吐く息の量がコントロールしづらくなり、発声が不安定になりがちだからです。

しかし、例えば短いメロディーを息っぽく、ため息に声が交じるような発声(ウィスパーボイスと言ったりします)をしたい場合に、

短い時間で大量に息を吐き出すために、へこましながら吐く、という例外的な身体の使い方もあります。

例題曲を挙げるなら、徳永英明さんのレイニーブルーのAメロなどは、わかりやすいかもしれません。

以上のように、ある条件において、お腹に力を入れながら発声をしていかなければならないので、

それぞれ場合分けをしながら、身体の使い方、息の吐き方に慣れていくことが重要と言えます。

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まとめ

今回は、

初めてのボイストレーニング、腹式呼吸から始める正しいボイトレPART.2

ということで、

「息の吐き方」

についてご紹介いたしました。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。