こんにちは。(株)MEETSの古矢です。
しばらく続いた自粛生活で「体重が増えてしまった」「お腹のお肉が気になる」という方も多いのではないでしょうか?
そんな方の為に、何かをしながらでもちょっとした運動になってしまう
「ながらトレーニング」
をご紹介していきたいと思います。
☆「ながらトレーニング」とは?
読んで字のごとく、何かをしながら行うトレーニングのことです。
あえて運動をしよう!というのではなくて、日々生活している中の行動にプラスαの動きを付けることでエクササイズ効果が期待出来てしまうトレーニング法です。
もちろん意識することが重要となりますが、ジムに通ったり、わざわざ運動をしにどこかに出掛けたりしなくても、一石二鳥で健康に近付けるのであればお得なトレーニングですよね!
では具体的にどんなことをすればいいのか見ていきましょう。
☆どんな「ながらトレーニング」があるの?
まずは日々の生活の中でも出来そうな「ながらトレーニング」をご紹介します。
○テレビを見ながら運動
一番長い時間くつろいでしまいがちなのが、
「テレビを見ている時間」
ではないでしょうか。
この時間を有効的に運動タイムにしたら、エクササイズ効果がかなり期待出来るのではないかと思います。
テレビを見ている時についつい手に持ってしまいがちな「お菓子類」を、
「ペットボトル」
や
「タオル」
に持ち替えてみましょう!
ペットボトルはダンベルの代わりとして利用します。ペットボトルを持った手を伸ばし、肘を曲げ伸ばしして上腕二頭筋(いわゆる力こぶ)の筋トレもいいでしょう。
ペットボトルを下に持ち、腕が一直線になるよう両腕を真横に伸ばし、前後、上下にゆっくり動かすことで肩甲骨、二の腕のたるみ、肩こり防止にも繋がります。
タオルを使用する場合は、少し長めのフェイスタオルのようなものが良いかと思います。
タオルの端と端を両手に持ち、腕を体の前で伸ばしピンと張った状態にして、ゆっくり頭の上まで持っていきます。この時背筋は真っすぐ伸ばして下さいね。
出来る方はそのまま体の後ろまで腕を持っていきましょう。これも肩回りの筋肉や肩甲骨に効果的で、普段悪くなりがちな姿勢の矯正にも繋がります。
こんな簡単な動きでも、30分、1時間テレビを見ている中で行うと、運動というよりはストレッチ効果が期待できますね。
○歯磨きしながら下半身運動
これはよく聞く運動かも知れませんが、毎日行う「歯磨き」に運動を加えたものです。
歯磨きの時間は人それぞれですが、しっかり磨く方は5~10分、ささっと磨く方は1~2分などと様々かと思います。
理想なのは最低でも3~5分くらいかけて磨くことではないかと思いますが、その時間を有効活用しましょう。
普段座って歯磨きをされる方は、椅子などを利用して、足の上げ下ろしをすると良いかと思います。同時に2つのことを行う、手を動かしながらの足上げ運動は脳にも良いですし、
筋肉の衰えは足腰からと言われていますので、日々行うことでちょっとしたトレーニングになりますよね。
立って歯磨きをする人は、かかとの上げ下ろしで足の筋肉を使う運動を取り入れてみましょう。または、片足ずつ前後に振る運動なども良いかと思います。
どうせ毎日行う歯磨きなら、ただボーっと磨くのではなく、ほんの数分でもエクササイズになったら嬉しいですよね。
○洗い物をしながら声出し有酸素運動
食器の洗い物や洗濯など、家事を行うのは主婦の方が多いかも知れませんが、家事をしながらでも出来る
声出しエクササイズ
はいかがでしょうか。
「声を出す」=「呼吸」=「有酸素運動」
という感じで、ただ黙って黙々と家事をするのではなく、ちょっとした鼻歌でもいいです、大きな声を出しても問題のない環境の方は
是非大きな声で歌ってみてください。
気持ちが上がって家事がはかどるかも知れません。そして何より通常の呼吸よりもたくさんの呼吸をすることになりますので、ちょっとした有酸素運動にもなります。
また腹式呼吸を意識してみたり、体の様々な場所に意識を持ちながら行うことで更なるエクササイズ効果も期待できるかと思います。
度々ご紹介している
「歌う、ボイスエクササイズ」
はまさにうってつけのエクササイズといえます。
前回ご紹介した「呼吸の大切さ」のブログと共にご覧いただけると良いかと思います。
このように日々の生活の中で、ちょっとしたことを意識するだけで運動が出来てしまうのです。
何もせずに体をゆっくり休めたい時もあるかと思いますので、出来るときに少しずつでも取り入れてみてはいかがでしょうか。
☆まとめ
「健康のバランス」
というのは、結局のところ
「食事量」
と
「運動量」
のバランスを表しています。
食べる量に見合った運動を取り入れなければ太ってしまいますし、逆に運動量に見合った食事を摂っていなければエネルギー不足になり体調を崩しかねません。
現代人は豊富な食により、どうしても食べ過ぎてしまう傾向にあります。
しかし「運動をするのがキツイ」とか「忙しくて運動をしている時間がない」など様々な理由で運動不足を招いています。
その為、日々の生活の中でちょっとした動作をプラスすることで、少しでも健康維持に繋がるよう、生活習慣にしていけたらいいですね。
最後までご覧いただきましてありがとうございます。