皆さん、こんにちは。代表のENIWAです。

 

前回のブログでは、音楽の仕事の求人状況や、音楽の仕事につく方法あたりのお話をしました。

前回のブログ

音楽の仕事の求人について。また音楽の仕事で稼ぐには?PART.1

 

音楽の仕事も、その職種によっていろいろ仕事を得る方法が違う、ということがお分かりいただけたと思います。

今日は、

音楽の仕事について稼ぐには?
ボイストレーナーで稼ぐ?
現役でボイストレーナーだったころの収入を公開!!

この辺りの話をしていきたいと思います。

 

音楽の仕事で稼ぐには?

稼ぐとは、もちろん働いて収入を得ることですが、まずは簡単にそれぞれの職種について、どうすれば収入を得られるか考えてみましょう。

トレーナー、指導者

まずは大前提として、レッスンや授業などを行ってはじめて収入となります。
基本的には、1レッスン何円、時給何円、という形がほとんどかと思いますが、
専門学校や音大の講師などは、月給や年俸制というものがあるのかもしれませんが、わたしが専門学校の講師をしていた時は、やはり1レッスン何円という形でした。

 

ミュージシャン

これは、知名度や実績によって様々ですが、
だいたい、所属している音楽事務所から、月給という形を基本に、CDやインターネット配信などで売り上がった利益の何%かを印税としてもらう。また、テレビ・ラジオ番組、などなどメディアへの出演があった場合には、都度歩合制として収入を得る。

また、バックコーラスやバックバンドのミュージシャンは、ライブやコンサート、ツアーなどによって1ライブ何円という場合や、もしくはツアーなどの場合、リハーサルから全公演終了まで、いついつからいついつまで拘束で、総額何円、
という決め方もあるようです。

 

制作者

こちらも知名度、実績によりますが、
基本的には、

印税報酬

で、だいたい3〜4%が相場かと思います。

例えば1枚3000円分のCDが10万枚売れたら、3億円の3〜4%で900〜1200万円となります。

ただし、前回のブログに書いたコンペにて、このレベルを売り上げるCDに楽曲が採用されるためには、かなりの実力・実績、そして運も必要になるかもしれません。

あとは、

楽曲買取り

というパターンもあります。
作詞、作曲、編曲、全て音源として完成形として納品した段階で、何円という収入。
こちらに関しては、印税をもらうことはできません。(印税は、作った権利としてもらうものなので、買取りの場合はその権利を上げてのしまうことになるため)

販売促進

こちらは、基本的な企業と同じと考えていいと思いますので、社員ならば月給、アルバイトなら時給みたいな形で収入を得ることになります。

 

ボイストレーナーで稼ぐ?

写真はお恥ずかしながら、15年くらい前で現役ボイストレーナー時代のENIWAの写真です。

次回、いよいよ現役ボイストレーナーだったころの収入を大公開!

したいと思いますが、
それに先駆け、最後にわたしのボイストレーナー
時代、どういう風に収入を得ていたか。
かれこれ15年以上前のお話と思ってください。

まず、一つのスクールだけで教えていた時もありましたが、時間的にも収入額的にも効率がよくありませんでした。

まずは、いくつかのスクール、教室、専門学校、などで、採用試験を受けたり、知り合いの先生からの紹介で採用してもらったりしながら、数か所で教えるようになりました。

それに加えて、独自に、

・ダンススタジオ

 

・自宅レッスン

 

・スポーツクラブのスタジオ

 

などでもレッスンを実施いたしました。これらは全てこちらから資料を作って営業をかけ、仕事を得ました。

まずダンススタジオ。

当時、安室奈美恵さんを筆頭に、歌いながら踊るミュージシャンがたくさん活躍をていました。
だから、ダンススタジオに通う人たちの中にも、歌って踊りたい、という思いの人がいるかもしれない、と思い営業をかけたところ、やはりそういったニーズがあることがわかり、仕事を得られました。

次に、自宅レッスン。
当時SNSで非常に人気のあったmixiにて、自分のプロフィールをしっかりと作り、レッスン場所や値段も分かりやすく、またレッスン部屋の写真を掲載したりして、極力安心してもらえるような宣伝をし、生徒さんを集めました。
多いときは、月に10人ほどの生徒さんが通ってくれていたこともあります。

最後にスポーツクラブ。
この時はまだ、「健康になるためのボイストレーニング」というタイトルでしたが、

今でこそ導入しているスポーツクラブが増えましたが、当時そこまで多くなかったフラダンス・ベリーダンス・気功・太極拳など、カルチャー要素の強いレッスンを、積極的に取り入れているクラブをインターネットで調べ、ボイストレーニングもカルチャーとして受け入れてもらえるのではないか、として営業しました。
あまり多くはやらせてもらえませんでしたが、
祝日などに1回だけ、や期間限定で週1回3ヶ月間だけ、などでしたが、ある程度の、
収入を得られました。

また、もうお分かりかと思いますが、このスポーツクラブで行っていたボイストレーニングこそが、現在の「歌う、ボイスエクササイズ」の原型になっていたことは、言うまでもありません。どういった過程で、ボイスエクササイズになったのかはまたいつかブログに書きたいと思います。

何はともあれ、
一箇所ではなく、数か所でレッスンをし、また独自のルートで仕事を得てきたことで、当時、その年齢にしては、同年代(20代後半)の会社員の人たちより、稼いでいたかもしれません。

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

さぁ次回はいよいよ、

普通に一箇所のみでボイストレーナーをしている人の収入予想をしながら、

わたしの現役ボイストレーナー時代の収入を大公開してみたいと思います!