皆さん、こんにちは。代表のENIWAです。
前回は、
歌が上手いとは?についてわたしが定義付けた条件にそって
プロのボイストレーナーENIWAが考える、
歌が上手い歌手ランキング1~5位&番外編の歌姫
を発表しながら、それぞれの歌手の素晴らしさを
解説いたしました。
前回のブログ
歌手の方それぞれに、プロとしての良さやレベルの高さ、
番外編の歌手の特徴や素晴らしさ、
そして栄えある第1位は、やはり別格のあの人が不動のランキング順位である
などのことがお分かりいただけたかと思います。
今回は、引き続き
歌が上手いとは?についてわたしが定義付けた条件にそって、
プロのボイストレーナーENIWAが考える、
歌が上手い歌手ランキング1~5位 男性編
を発表しながら、それぞれの歌手の素晴らしさ、凄さについて解説していきたいと思います。
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第5位 清水翔太
こちらも歌姫編と同様に、とても迷いました。
5位を迷うというより、歌が上手い男性歌手として、ランキングに名前を挙げるべき歌手がたくさんいるからです。
今回も、その辺を番外編としてご紹介したいと思います。
清水翔太さんの歌唱力解説
まず清水翔太さんの特徴としてずば抜けているものは、フェイクやアレンジ力です。特にフェイクというメロディーを装飾する力は、アメリカ本場R&Bの黒人歌手と引けを取りません。
このR&Bというジャンルは、古くからBLUES・JAZZ・SOUL・FUNKといったものから生まれてきた比較的新しいジャンルであり、歌いこなすののがとても難しいと思います。それを難なく歌いこなせている歌唱力から、ランキング5位とさせていただきました。
第4位 松崎しげる
ヒットソング「愛のメモリー」やギターの独特な弾き方(右利き用のギターをそのまま左利きの持ち方で弾く)で有名な方ですね。
第3位と迷いましたが、その辺りは後の解説でご紹介したいと思います。
松崎しげるさんの歌唱力解説
注目すべき特徴は、非常に豊かな表現力とそれを可能にする声量や声域、そしてテクニックです。
「愛のメモリー」を聞いてもわかりますが、序盤は、優しくささやくように歌いはじて、メインのサビになると、一気にかなりの高音域で情熱的なパワーで歌い上げるその抑揚の大きさは、誰にも真似のできない歌唱力と言えるでしょう。
第3位 稲葉浩志
世界的にも評価の高いスーパーギタリスト松本孝弘との二人組、日本のロック界その頂点に君臨すると言っても過言ではない、言わずと知れたB’zのボーカリストです。
稲葉浩志さんの歌唱力解説
一言でいうなら、超人的パワーです。そして無尽蔵の肺活量と体力。スピーディーなロックの表現として必要な、リズム感、グルーブの出し方、声量、高音域、発音の強さや歯切れの良さ、どれを取っても超一流のレベルです。松崎しげるさんも非常にパワーある発声をしますが、それを遥かにしのぐ身体能力は、外国の一流ロックボーカリストと比較しても全く遜色しないと思います。
よって、第3位にいたしました。
第2位 久保田利伸
アメリカのFUNKやR&Bというジャンルを、日本の音楽界に取り入れ、世の中に広めた歌手と言ってもいい歌手です。清水翔太さんの時にも説明したように、R&Bを歌うには、テクニック面において非常に高い歌唱力が必要となります。
久保田利伸さんの歌唱力解説
まず注目したい凄さは、リズムグルーブの出し方がとても多彩である、というところです。一曲の中でもどんどん歌い方でリズムのノリが変化していき、いつのまにか聞いている人たちは、歌に合わせて体を動かしてしまうような、そんな力があります。それに加え、独特なフェイク、メロディーアレンジ。またテクニック面だけに耳が行きがちてますが、曲によってはしっとりと聞かせる情感的な歌い方もでき、その引き出しの多さは驚異的と言えます。
さていよいよ次は、プロのボイストレーナーENIWAが考える、日本最高の男性歌手
栄えある第1位は!?
第1位 玉置浩二
歌が上手い歌手ランキングの記事を書いている多くの人たちも、この結果にしている事が多いようです。
結果は同じでもその理由は様々あるかと思いますが、わたしの考えでは、玉置浩二さんは、本当に歌手としての本質的な事を聞いてる人に感じさせられる人だから、この結果にいたしました。
玉置浩二さんの歌唱力解説
この歌が上手い歌手ランキングシリーズのブログで一番はじめに、歌が上手いとは?と言うことについて定義付けを行うブログを書きました。
歌が上手いとは?について書いたブログ
玉置浩二さんの歌は、このブログに書いたように科学的な分析という枠組みとは違う次元で、
ただただ、伝えたい想いをメロディーに乗せて歌うことで、人を感動させる事ができます。
想いがあれば、歌詞がなくてもその声だけで人を感動させられます。
もしご興味あれば、以下の動画を見てみてください。わたしの言っている意味が伝わるかもしれません。
そんな歌い方ができる歌手は、他にいるでしょうか?
というわけで、細かい分析関係なく、歌手としての本質的な凄さを肌で感じ取れる玉置浩二さんを、第1位とさせていただきました。
ただ、前回のブログでも言いましたが、あくまでも個人的な分析としてのランキング付けと、ご了承くださいませ。
番外編 三浦大知、西川貴教、布施明
歌が上手い男性歌手ランキング1~5位ということで5人に絞らなければならないため、ご紹介してまいりましたが、
わたしが思う、歌が上手い男性歌手はあまりに多すぎて、この番外編でも全然挙げ足りないのですが、
参考までに、R&B系・パワー系・表現力系としてお三方を挙げさせていただきました。
それぞれの特徴や解説
三浦大知さん:激しいダンスをしながら呼吸を乱さず歌える身体能力と、本場のR&Bらしいテクニックや雰囲気作りは、清水翔太さんに匹敵する力があると思います。
西川貴教さん:パワフルな高音域での発声は稲葉浩志さんレベルであり、またリズム感や音感など基礎的な部分でも非常に高い評価をすることができます。
布施明さん:松崎しげるさん同様、抑揚を付けた高い表現力を持っているのと同時に、声楽家のような本格的な発声は、ポピュラーミュージックを歌う歌手の中で頭一つ抜き出ていると言えます。
他にも素晴らしい歌唱力がある男性歌手は本当にたくさんいて、1~5位というランキング上5人に絞るのはとても難しく、番外編として挙げたらきりがないくらいでしたが、参考としてご紹介いたしました。
まとめ
今回は、
歌が上手いとは?についてわたしが定義付けた条件にそって、
プロのボイストレーナーENIWAが考える、
歌が上手い歌手ランキング1~5位 男性編
を発表しながら、解説いたしました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
歌が上手くなりたい方のための、ボーカルテクニックレッスンにつきましては、下記よりお問い合わせください。