皆さん、こんにちは。代表のENIWAです。
前回は、
コロナ渦において第3波とも言われ、感染者数も最多を更新している現状において、
アフターコロナの時代に求められる、
個人で稼ぐ方法、あなたもできるボイストレーニングで売上をアップさせる方法
についてご紹介いたしました。
前回のブログ
ボイストレーニングで売上をアップさせるためには、
1箇所ではなく複数の場所で教えることや単価が高いレッスンをより多く実施すること、
そして、そのためには自分の価値を高めていくことが重要であり、それによって総合的に売上がアップしていく、
といったことがお分かりいただけたかと思います。
今回は、カラオケなどで歌を歌う時に、
表現力を高める方法 カラオケ表現力の出し方ボイストレーニング
についてご紹介していきたいと思います。
カラオケ表現力の出し方ボイストレーニングについてはこちら
表現力を高める方法
表現力がある歌い方とは、セリフで言うところの棒読みのような一本調子ではなく、歌い方に抑揚やメリハリがしっかりと出ていて、聞き手に歌詞の内容が十分に伝わるような歌い方です。
気持ちや心を込めて、歌詞の世界に入り込み熱唱すれば伝わるかと言えば、意外にそうではありません。
ある程度冷静さを保ち、基本の音程、リズム、発声、声量などをしっかりと踏まえて、歌い方のテクニックを駆使することで、表現力の高い歌い方となっていきます。
例えば、美空ひばりさんがしっとりとした歌を歌う際に、涙をこぼす映像がありますが、もし本当に涙がこぼれるほど泣いてしまっていたら、ちゃんと歌うことは出来ないはずです。
つまり、あくまで涙は演出の一つであり、しっかりと歌を歌うことができる冷静さを保っている、ということになります。
では、表現力を高めるテクニックにはどのようなものがあるか見ていきましょう。
表現力を高めるテクニックレッスンにつきましては下記よりお問い合わせください
カラオケ表現力の出し方ボイストレーニング
表現力を高める歌い方のテクニックは様々なものがあります。
いくつかの例をご紹介していきたいと思います。
フレージング
一つのメロディーのかたまりを1フレーズと言います。基本的には歌い始めて息を吸うところまでが1フレーズであり、
その1フレーズをどのように音程を取っていくか、をフレージングと言います。
音程の取り方にはいくつかあり、例えば
しゃくり
と言って、正しい音程の少し下から入り、音をしゃくりあげて正しい音に到達するような音の取り方や
フォール
と言って、メロディーの次の音に向かって落として取っていったり、
ポルタメント
と言って、メロディーの1音と1音の間、もしくは語尾を、全部の音を通過してグニャーとつなげて取るもの、
など全てフレージングというテクニックであり、最も歌手が多用している表現方法と言っても良いと思います。
ボリュームコントロール、タイムコントロール
歌う音量やリズムをコントロールすることでメロディーや言葉にメリハリを出していくテクニックです。
ボリュームコントロール
は基本的には、AメロよりBメロ、Bメロよりサビ、1番より2番、最後のサビを一番ボリュームアップ、
というように、曲の進行に合わせてボリュームを徐々に上げていきます。
また1フレーズの中でも、音程が低いところより高いところをボリュームアップさせることで、
多彩な抑揚へとつながっていきます。
タイムコントロール
は、元々リズムにはまっている言葉をわざと速く詰め込んだり、わざと遅らせたりすることで言葉の区切れを上手く処理し、歌詞が伝わりやすくなるようなコントロールをしていくテクニックです。
歌手の玉置浩二さんがよく使う表現方法で、
上手く使えると歌がとても情感豊かに聞こえるようになります。
フェイクやメロディーアレンジ
元々あるメロディーに装飾音を加えたり、メロディーの一部を変えることによって、メリハリを出していくテクニックです。
フェイクはよく外国の歌手が多用いたします。分かりやすくアーティストで言うとマライア・キャリーのフェイクです。とても複雑でかなり、難易度も非常に高いですが、同じように使えると表現の幅が一気に広がります。
メロディーアレンジは、よく大サビ(最後のサビ)などで使われます。
分かりやすいものだと、平井堅さんの「瞳をとじて」の1番のサビと最後のサビを聴き比べるとメロディーアレンジが行われているのが分かるかと思います。
他にも表現力を高めるテクニックはたくさんありますが、このようにいろいろなテクニックを歌いながら使っていくことで、より歌詞を生かした表現力の高い、まさにカラオケ必勝な歌い方が出来るようになっていくわけです。
表現力を高めるテクニックレッスンにつきましては下記よりお問い合わせください
まとめ
今回は、
表現力を高める方法 カラオケ表現力の出し方ボイストレーニング
をテーマに、
表現力のある歌い方とは、そのためのテクニックにはどのようなものがあるか
などについてご紹介いたしました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。