皆さん、こんにちは。代表のENIWAです。
前回は、
長かった緊急事態宣言がもうすぐ解除されることが見込まれる中で、歌を歌いたい、忘年会シーズンに向けてカラオケのレパートリーを増やしたい、安全な環境で歌唱力アップ、歌うまを目指したい、とお考えの方に向けて
自由が丘、緑が丘、九品仏、尾山台、東急大井町線のボイトレ教室は日本ボイスエクササイズ協会
についてご紹介いたしました。
前回のブログ
日本ボイスエクササイズ協会のレッスンは、東急大井町線から好アクセスのところで実施していることや、
密にならず、安心安全に通えてレッスンができること、
また、お好きなジャンルの課題曲でオーダーメイドの質の高いレッスンを受けることができる、
といったことがお分かりいただけたかと思います。
今回は、
歌にメリハリや抑揚を出して歌うために、「こぶしをきかせる」や「こぶしをまわす」というような表現を聞きますが、いまいちどういう意味かやり方がわからない、という方のために、
歌の表現力、こぶしとは?テクニックとの違いをわかりやすく解説
についてご紹介していきたいと思います。
日本ボイスエクササイズ協会のボーカルテクニックレッスンについては、こちら
歌の表現力、こぶしとは?
歌に抑揚やメリハリを出して、表現力豊かに歌おうとする際に、「こぶしをきかせる」や「こぶしをまわす」などという言葉を聞きますが、
そもそも歌のこぶしとは、どういったものなのでしょうか?
それは、いろいろなボーカルテクニックをまとめて「こぶし」と表現していると考えて良いでしょう。
例えば、ビブラートやフェイク、フレージング、声色の変化などなどがそれにあたります。
それぞれ細かくどのようなテクニックなのか解説していきたいと思います。
日本ボイスエクササイズ協会のボーカルテクニックレッスンについては、こちら
こぶしと呼ばれるボーカルテクニックとは?
こぶしと呼ばれるボーカルテクニックには、次のようなものがあります。
〇ビブラート
メロディーの途中や語尾の音が伸びているところで、音程や声を揺らすことによって、一本調子にならず情感豊かに声を伸ばすことができます。
このビブラートを大きくかけることで、こぶしがきいている、ということができます。
ビブラートのやり方については、下記ブログをご覧ください。
〇フェイク
もともとあるメロディーに音を追加し、装飾をするテクニックです。
フェイクにはいろいろな装飾のしかたがありますが、よくこぶしと呼ばれるフェイクには、以下のようなものがあります。
・一つ上の音を装飾するフェイク
例えば、「ド」に対して「ド(レド)」の()のような装飾
・一つ下の音を装飾するフェイク
例えば、「ド」に対して「ド(シド)」の()のような装飾
・一つ上の音を伸ばしてから3つ下りるフェイク
例えば、「ド」に対して「(レーミレ)ド」の()のような装飾
これらの装飾をより速いスピードで入れて歌うことで、こぶしがきいている、ということができます。
〇フレージング
フレージングとは、もともとあるメロディーの音のとり方を工夫することで、歌に抑揚やメリハリを出す歌い方です。
代表的なものが、
・しゃくり
といって、正しい音程の少し下から入って、音をしゃくり上げて正しい音程に到達していく音のとり方や
・おとし
といって、メロディーの次の音に向かって音程を落としてとっていく歌い方で、カラオケの採点機能では、フォールと表現されています。
・ポルタメント
といって、違う高さの音と音とをつなげるように、間の音をなめらかに全て通過しながら歌う歌い方です。
これらのフレージングをより目立たせながら歌うことで、こぶしがきいている、という歌い方になっていきます。
日本ボイスエクササイズ協会のボーカルテクニックレッスンについては、こちら
〇声色の変化
地声と裏声の声質をハッキリとわけて、声色の変化を大きくつけたり、声をわざと割れさせてうなるような声を出したりすることも、
こぶしをきかせる、という歌い方になります。
このように、いろいろなボーカルテクニックを複合的に使い分けることで、歌の表現力として「こぶしをきかせる」歌い方になるわけです。
まとめ
今回は、
歌にメリハリや抑揚を出して歌うために、「こぶしをきかせる」や「こぶしをまわす」というような表現を聞きますが、いまいちどういう意味かやり方がわからない、という方のために、
歌の表現力、こぶしとは?テクニックとの違いをわかりやすく解説
についてご紹介いたしました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
五反田でボイトレするなら「日本ボイスエクササイズ協会」